ロールス・ロイス・ゴースト シリーズII発売

2014.10.31 自動車ニュース
「ロールス・ロイス・ゴースト シリーズII」(写真は標準ボディーのもの)
「ロールス・ロイス・ゴースト シリーズII」(写真は標準ボディーのもの)
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「ロールス・ロイス・ゴースト シリーズII」発売

ロールス・ロイス・モーター・カーズは2014年10月31日、「ロールス・ロイス・ゴースト」のマイナーチェンジ版「シリーズII」の日本導入を発表。同日に発売した。


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LEDヘッドランプとバンパーを中心に、新たにデザインされたフロントまわり。
LEDヘッドランプとバンパーを中心に、新たにデザインされたフロントまわり。
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■見た目以上の化粧直し

2009年にデビューした、通称“ベビー・ロールス”ことロールス・ロイス・ゴースト。全長5.4m、全幅2m近い巨体がなぜベビーなのかといえば、BMW傘下となった新生ロールス・ロイスから先に世に出た上位モデルの「ファントム」に比べれば、やや小ぶりだからだ。
実際のところは、かつてはリムジンに使われていた名称を冠したファントムが大きすぎるのであり、ゴーストは戦後のロールス・ロイスの、いわばスタンダードサイズのサルーンなのである。

そのゴーストが5年ぶりにマイナーチェンジを受け、シリーズIIに進化した。エクステリアは一見したところヘッドライトの形状くらいしか変わっていないように思えるが、実際はグリル、ボンネット、フェンダー、そしてバンパーと、フロントセクションすべてが変更されているという。ボディーサイズは実質的には変わりなく、標準のゴーストでは全長×全幅×全高=5400×1950×1550mm、ホイールベース3295mm。「エクステンデッド ホイールベース」と呼ばれるロングボディー仕様では全長5570mm、ホイールベース3465mmとそれぞれ170mm長くなる。
新デザインのLEDヘッドライトは、電子制御のリフレクターがステアリングの舵角(だかく)に応じて進行方向に向きを変え、対向車が接近すると新たな防眩(ぼうげん)技術によって光軸をそらす機能を有する。

運転席まわりの様子。今回のマイナーチェンジでシートの形状が変更されている。
運転席まわりの様子。今回のマイナーチェンジでシートの形状が変更されている。
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着座の角度が改められた後席。観音開きのドアを開けて乗り込む。
着座の角度が改められた後席。観音開きのドアを開けて乗り込む。
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ツインターボで過給される6.6リッターV12エンジン。
ツインターボで過給される6.6リッターV12エンジン。
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トランクルーム。容量は490リッターが確保される。
トランクルーム。容量は490リッターが確保される。
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乗り心地にも変化

インテリアで目立つ変更点はシート。より幅広い体格の乗員をカバーし、ホールド感を高めるべく、骨格形状やクッションなどを変更。一段と柔らかく包み込まれるような着座感を実現した。メーター類と時計には、高級腕時計を連想させるポリッシュ仕上げの金属製の装飾が追加され、さらにゴージャスな雰囲気を醸し出している。「スピリット・オブ・エクスタシー」があしらわれた、マルチメディアインターフェイスとナビゲーションシステムを操るダイヤル式コントローラーには、新たに文字認識が可能なタッチパッド機能が追加された。また、18個のスピーカーを備えたオーディオシステムもいっそうグレードアップされたという。

最高出力570ps/5250rpm、最大トルク79.5kgm/1500rpmを発生し、2480kg(標準ボディー)の巨体をわずか4.9秒で100km/hまで引っ張る6.6リッターV12直噴ツインターボエンジンに変更はない。トランスミッションも従来と同じZF製8段ATだが、新たに「サテライト・エイディッド・トランスミッション(SAT)」と呼ばれる変速マネジメント機能が加えられた。2013年に「レイス」に初採用されたSATは、ナビゲーションと連動して、交差点や高速道路の出口といった地図データとドライバーの運転スタイルから次の変速を予見し、最適なギアを選択するシステムである。

サスペンションは後席の乗り心地を向上させるべく、若干ソフトに再セッティングされた。また、オプションとしてサスペンションの制御プログラムをややスポーツドライビング寄りに設定した「ダイナミックパッケージ」が新たに用意されている。ゴーストの標準タイヤサイズは255/50R19だが、このダイナミックパッケージは、同じくオプション設定される255/40R21サイズのタイヤとのマッチングを考慮したものとなっている。

価格は、標準ボディーが3132万円で、エクステンデッド ホイールベースが3712万円。2014年11月にもデリバリーが始められる。

(文=沼田 亨)

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