最高出力406ps、ロータス・エヴォーラ400登場

2015.11.11 自動車ニュース
「ロータス・エヴォーラ400」
「ロータス・エヴォーラ400」 拡大

最高出力406psの「ロータス・エヴォーラ400」登場

ロータスの正規輸入元であるエルシーアイは2015年11月10日、「ロータス・エヴォーラ400」の販売を開始した。

この発表会に合わせて来日した、英ロータスカーズ ヘッド・オブ・テクニカルのサイモン・ウッド氏。
この発表会に合わせて来日した、英ロータスカーズ ヘッド・オブ・テクニカルのサイモン・ウッド氏。 拡大
ボディーカラーは写真の車両の「ソリッドイエロー」を含め、全10色が用意されている。
ボディーカラーは写真の車両の「ソリッドイエロー」を含め、全10色が用意されている。 拡大

■0-100km/h加速は4.2秒、最高速は300km/h

エヴォーラ400は、ロータスの最上級モデル「エヴォーラ」に大幅な改良を施した最新モデルであり、日本では2015年7月に予約受け付けが開始されていた。

変更点は多岐にわたり、スーパーチャージャー付き3.5リッターV6エンジンの最高出力と最大トルクは従来の350psおよび40.8kgmから、406psおよび41.8kgmに向上。各部の軽量化により、車両重量はMT仕様で1395kg、AT仕様で1425kgとなった。またトランスミッションや足まわり、空力に寄与するエクステリアデザインなどについても改善が図られており、0-100km/h加速は4.2秒、最高速はMT仕様で300km/h、AT仕様で280km/hという動力性能を実現。英国へセルのテストコースにおけるラップタイムも従来モデルから6秒短縮しており、エルシーアイは同車を“ロータス史上最速のロードカー”とうたっている。


日本での販売台数は年間60台を予定。価格はMT仕様が1355万4000円、AT仕様が1406万1600円となっている。

最高出力406psを発生するスーパーチャージャー付き3.5リッターV6エンジン。
最高出力406psを発生するスーパーチャージャー付き3.5リッターV6エンジン。 拡大
トランスミッションには6段MTと6段ATが用意される。
トランスミッションには6段MTと6段ATが用意される。 拡大
動力性能の向上に伴い、ブレーキも強化されている。
動力性能の向上に伴い、ブレーキも強化されている。 拡大

■パワーアップと軽量化により動力性能を追求

スーパーチャージャー付き3.5リッターV6エンジンに関しては、スーパーチャージャーの容量を1.32リッター/rpmから1.74リッター/rpmに拡大するとともに、より高密度の空気を燃焼室に送り込むために、水冷式のインタークーラーを採用。エンジンマネジメントプログラムも変更しており、最高出力を406ps/7000rpm、最大トルクを41.8kgm/3000-7000rpmに向上させた。

トランスミッションについては、6段ATの変速マナーを改善したほか、6段MTに新しいクラッチディスクと軽量フライホイールを採用。また6段MT車にはトルセン式LSDを標準装備とした。

ブレーキも強化しており、フロントには新たに2ピースのクロスドリルド・ベンチレーテッドディスクを採用。ディスクのサイズも、フロントを370×32mm、リアを350×32mmに拡大させている(従来モデルはフロントが350×32mm、リアが332×26mm)。

タイヤはミシュランの「パイロットスーパースポーツ」(サイズはフロント:235/35ZR19 91Y、リア:
285/30ZR20 99Y)で、より軽量な鋳造のアルミホイールが採用された。オプションで、さらに軽量な鍛造アルミホイールも用意されており、こちらについては従来モデルのものより4本合計で3.3kg重量を軽減している。

このほかにも、新設計のエンジンマウントで5.6kg、左右のフロントシートでそれぞれ3kg、リアシートで3.4kgの軽量化を達成。車両全体では22kgの軽量化を果たしているという。

「エヴォーラ400」のリアビュー。
「エヴォーラ400」のリアビュー。 拡大
「エヴォーラ400」のインテリア。メーターナセルの右側に、エンジンスタートスイッチが備えられている。
「エヴォーラ400」のインテリア。メーターナセルの右側に、エンジンスタートスイッチが備えられている。 拡大
内装の仕様には、「スタンダードインテリア」「アルカンタラインテリア」「レザーインテリア」の3種類を設定。内装色にはブラック、レッド、タンの3色を用意している。
内装の仕様には、「スタンダードインテリア」「アルカンタラインテリア」「レザーインテリア」の3種類を設定。内装色にはブラック、レッド、タンの3色を用意している。 拡大

■走りだけでなく快適性も向上

エクステリアデザインも一部を変更しており、高出力化されたエンジンの冷却とダウンフォース増強のため、フロントバンパーには大型のサイドインテークを用いている。また、リアまわりではコーナー部の意匠をよりシャープなものに変更するとともに、軽量コンポジットリアディフューザーやスリーエレメント・リアウイングなどの空力パーツを採用。242km/hで走る際のダウンフォースを、従来モデルの2倍に当たる32kg(フロント:12kg、リア20kg)に増加させた。

一方で、車内空間の広さや快適性に関する点でも改善を図っている。アルミ構造のシャシーは、ねじり剛性や曲げ剛性を低下させることなく、サイドシルの幅を43mm細め、高さを56mm下げることで乗降性を向上させた。前席の足元スペースを拡大したほか、ドアケーシングやセンターコンソールなどについても、乗り降りを容易にするために改良を施している。また、ドアインナーパネルの幅を薄くすることで車内空間とドア開口部を拡大。後部座席についても、従来モデルより280mm幅を広げている。

インテリアのデザインは従来モデルから一新しており、赤いポジションストライプをあしらったマグネシウム製のステアリングホイールや、表示をより明瞭にした新しい意匠のメーターパネル、エヴォーラとしてはこれが初となるエンジンスタートスイッチなどを採用した。ダッシュボードの中央部には、クラリオン製のSDナビゲーションシステムを標準装備している。

(Clubpyme)

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