「谷口信輝の新車試乗」――メルセデスAMG A45 4MATIC(後編)

SUPER GTやD1グランプリなど、数々のモータースポーツシーンで活躍中のレーシングドライバー・谷口信輝が、歯に衣を着せず、本音でクルマを語り尽くす! 今回も引き続き、「メルセデスAMG A45 4MATIC」に試乗する。AMG A45を絶賛する谷口。しかし、意外なところに意外な不満(?)があった。

■たかがされどのバックスキン

谷口信輝が山のような賛辞を贈ったAMG A45。しかし、公平を期するClubpymeとしては、それだけでは満足できない。谷口にしても、少しは不満な点があるだろう。
「まあ、心を鬼にしていえば、まるでないわけではありませんよ」 例えば、どんなところが?
「ステアリングが太めでしょ? 僕は手が大きいから全然気にならないけれど、例えば小柄な女性のなかには、ちょっと握りにくいと感じる人がいるかもしれませんね。それと……」 それと?
「ステアリングの握りの部分だけバックスキンになっているじゃないですか?」 フムフム。

「以前、人からクルマを借りたときに経験したんですが、そのクルマもやっぱり握りのところがバックスキンだったんですよ。そうしたら、そのオーナーの手垢(てあか)がしっかり染み込んで黒光りしちゃっているんです。なんか、そこを握っただけで、僕の手まで臭くなっちゃうんじゃないかと心配になるくらい。あれはつらい経験でしたね」
なるほど、そんな悲しい体験をしていたのか。

「あとはね、あのナビのモニターがダッシュボードから飛び出しているところ」 ホホーッ。
「なんかアフターマーケットのナビを量販店で後付けしたみたいで、格好よくありませんよね」 なるほど。
「どうせだったら、使わないときはダッシュボードに格納できるようにするか、完全にビルトインにすればよかったのに……」

とまあ、ここまではクルマの本質とはあまり関係のないところだから、目をつぶろうと思えばつぶれないこともない。ただし、次の一点を指摘したときだけ、谷口の眼光が微妙に鋭くなったように感じられた。(続く)

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(語り=谷口信輝/まとめ=大谷達也<Little Wing>/写真=小林俊樹)

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