スバルBRZ S(後編)

2016.10.27 谷口信輝の新車試乗 SUPER GTや86/BRZ Raceなど、数々のモータースポーツシーンで活躍中のレーシングドライバー谷口信輝が、本音でクルマを語り尽くす! 今回も引き続き、最新型の「スバルBRZ」に試乗する。谷口が参戦している86/BRZ Raceの魅力とは? そしてずばり、「トヨタ86」とスバルBRZとの違いとは? 谷口に詳しく解説してもらおう。

86/BRZ Raceはちょうどいい

前編でも少し触れたが、谷口信輝はトヨタ86とスバルBRZだけが出場できるナンバー付きワンメイクレースの86/BRZ Raceに初年度の2013年から参戦し、2014年と2015年に2年連続でチャンピオンに輝いている。86/BRZ Raceには、いったいどんな魅力があるのだろうか?

「いや、いいレースですよ。いま、日本にちょうどいいくらいのワンメイクレースがないんですよ。昔はシビック・インターシリーズがあったけれど、いまはもうないし、ポルシェ・カレラカップはさすがに一般の人には手が出ないでしょ? かといってヴィッツ・レースは遅すぎる。そういう意味でいうと、86/BRZ Raceってちょうどいいんですよ、パフォーマンス的にも予算的にも」

「あと、僕はね、やっぱりスプリントレースが好きなんです。ローリングスタートじゃなくてスタンディングスタートで始まって、途中でピットストップもドライバー交代もなく、15周くらいをひとりで走りきってゴールするレース。これと正反対なのがSUPER GTやスーパー耐久で、スタートはローリング方式だし、途中でドライバー交代やピットストップがある。これだと勝ったときの喜び、負けたときの悔しさが半分になっちゃう。またこれだと、ドライバー個人としてはあんまりやりがいを見つけ出せなくなっちゃう。もちろん、SUPER GTで勝てたらものすごくうれしいんですけど、スプリントレースに比べるとなにか物足りないんですよね」

そんなこんなで大人気を博した86/BRZ Raceは、生きのいいプロドライバーから「本当に趣味でレースに出ています」というアマチュアドライバーまでが出場したものだから、一時は混乱が起きそうになったが、いまはドライバーの技量に応じてプロクラスとアマチュアクラスの2クラス制とすることで問題を解消、両クラスともに毎戦激しい戦いが繰り広げられているそうだ。

 
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スバルBRZ S
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4240×1775×1320mm/ホイールベース:2570mm/車重:1240kg/駆動方式:FR/エンジン:2リッター水平対向4 DOHC 16バルブ/トランスミッション:6段MT/最高出力:207ps(152kW)/7000rpm/最大トルク:21.6kgm(212Nm)/6400-6800rpm/タイヤ:(前)215/45R17 87W (後)215/45R17 87W/車両価格:297万円
スバルBRZ S
	ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4240×1775×1320mm/ホイールベース:2570mm/車重:1240kg/駆動方式:FR/エンジン:2リッター水平対向4 DOHC 16バルブ/トランスミッション:6段MT/最高出力:207ps(152kW)/7000rpm/最大トルク:21.6kgm(212Nm)/6400-6800rpm/タイヤ:(前)215/45R17 87W (後)215/45R17 87W/車両価格:297万円 拡大
 
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