スバルWRX STIタイプS(後編)

2017.12.21 谷口信輝の新車試乗 レーシングドライバーの谷口信輝が歯に衣を着せず、本音でクルマを語り尽くす! 今回も引き続き「スバルWRX STI」に試乗する。ドライブトレインや足まわりの熟成が一段と進んだ最新型のフットワークやいかに? 谷口視点でクールに解説する!

とにかくグイグイよく曲がる!

より大きなフロントグリルが与えられ、谷口信輝の言葉を借りるなら「ガンダム顔」に磨きがかかった(?)新しいスバルWRX STI。パフォーマンスのさらなる向上を目指してドライブトレインや足まわりにもさまざまなリファインが加えられており、その中でもDCCD(ドライバーズ・コントロール・センターデフ)の構造変更や、サスペンションセッティングの見直しは注目に値するところだ。箱根ターンパイクでの試乗を終えた谷口は、いったいどのような印象を持ったのだろうか。

「いやいや、とにかくよく曲がりますよ。それがDCCDの構造変更によるものなのか、サスペンションのバランスの見直しによるものなのか、さすがに短時間の試乗だけではわかりませんでしたが……。おそらくひとつの変更が突出して効果を発揮しているというのではなく、すべての変更が功を奏してこのハンドリングが完成したんでしょうね」

ステアリングを切ると、ノーズがすっとコーナーの内側を向く。この回頭性の良さもさることながら、「いかにも四駆らしく、ノーズがグイグイと切れ込むかのようにして曲がっていくのが印象的」だったという。

一方で、2017年5月のビッグマイナーチェンジでは、2リッターのフラット4ターボユニットに表立った変更はなく、308psと422Nmというパワーとトルクは維持された。EJ20は特に中速域から高速域にかけての生きのよさに定評があり、時に低速トルクの頼りなさを指摘されることもあるが、そこはどう感じたのだろうか。

「低速トルクが不足している? いや、今回はそういう印象は持ちませんでしたね。パワーも十分にあるし、何も不満はありません」
熟成のEJ20型に対する印象も上々のようだ。

 
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スバルWRX STIタイプS
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4595×1795×1475mm/ホイールベース:2650mm/車重:1490kg/駆動方式:4WD/エンジン:2リッター水平対向4 DOHC 16バルブ ターボ/トランスミッション:6段MT/最高出力:308ps(227kW)/6400rpm/最大トルク:422Nm(43.0kgm)/4400rpm/タイヤ:(前)245/35R19 (後)245/35R19/価格:406万0800円
スバルWRX STIタイプS
	ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4595×1795×1475mm/ホイールベース:2650mm/車重:1490kg/駆動方式:4WD/エンジン:2リッター水平対向4 DOHC 16バルブ ターボ/トランスミッション:6段MT/最高出力:308ps(227kW)/6400rpm/最大トルク:422Nm(43.0kgm)/4400rpm/タイヤ:(前)245/35R19 (後)245/35R19/価格:406万0800円拡大
 
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