ジャガーが伝説のレーシングカー「Dタイプ」を再生産

2018.02.14 自動車ニュース
62年の時を経て25台再生産される「ジャガーDタイプ」。
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英ジャガー・ランドローバーは2018年2月7日(現地時間)、ジャガーの1950年代のレース活動を象徴するレーシングカー「Dタイプ」の生産を再開すると発表。そのプロトタイプをパリで開催されたクラシックカーショー、サロン・レトロモビル(開催期間:2018年2月7日~11日)で初披露した。

 
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新たに25台を再生産

ジャガーDタイプは1954年に発表されたスポーツレーシングカー。直列6気筒エンジンを搭載し、1955年から1957年にかけて、ルマン24時間耐久レースで3回の優勝を果たした。生産は1956年に終了したが、62年の時を経てよみがえることになった。

生産は、ジャガーとランドローバーのクラシックモデルの車両提供やサービスなどを行っているジャガー・ランドローバー・クラシックが担当する。当時ジャガーは100台のDタイプを生産する予定だったが、75台で終了した。その経緯を踏まえ、今回新たに25台を生産する。

ジャガー・クラシックは、これまでに2014年から2015年にかけて6台の「Eタイプ ライトウェイト」を、2017年から2018年にかけて9台の「XKSS」を再生産した。今回のDタイプのプロジェクトはこれらに続くものと位置づけられており、同部門が手がける“リボーンプロジェクト”の3番目のモデルとなる。

ジャガー・クラシックのスタッフたちは、ジャガーに保管されている、Dタイプの当時の設計図や記録を調査し、1950年代にレーシングマネジャーのロフティ・イングランドとエンジニアたちが定めた純正仕様を緻密に再現することを目指す。また、顧客は1955年型のショートノーズ仕様か、1956年型のロングノーズ仕様の、いずれかのボディータイプを選択することができる。

今回レトロモビルで披露されたDタイプのプロトタイプは、1956年型のロングノーズモデル。長いボンネット、ドライバーの頭部後方にある特徴的なテールフィン、広角のシリンダーヘッド、迅速な交換を可能としたブレーキキャリパーなどを備えている。

ジャガー・クラシックでエンジニアリングマネジャーを務めるケヴィン・リッチ氏は、「Dタイプをベースとした9台のXKSSの再生は、非常にやりがいのあるプロジェクトであり、6台のE-TYPE ライトウェイトよりも技術的に困難なものだった」と振り返る。

「しかしそこから多くの学びや教訓があり、Dタイプの再生産をスムーズに遂行することができた。一台一台が細部まで正確に再現され、当時のジャガーのレーシング部門が意図したとおりのものになるだろう」と語っている。

(Clubpyme)

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