ジャガー、新型SUV「Eペース」を日本に導入

2018.02.23 自動車ニュース
「ジャガーEペース ファーストエディション2.0L P250」 
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ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2018年2月22日、ジャガー初のコンパクトSUV「Eペース」の受注を開始した。

 
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ジャガー・ランドローバー・ジャパンのマグナス・ハンソン社長(右)と、マーケティング・広報部ディレクターの若林敬一氏(左)。 
ジャガー・ランドローバー・ジャパンのマグナス・ハンソン社長(右)と、マーケティング・広報部ディレクターの若林敬一氏(左)。 拡大

そのデザインはスポーツカー譲り

ジャガーSUVの第2弾となる「Eペース」は、「レンジローバー イヴォーク」などに採用されるFFベースのプラットフォームをもとに開発されたコンパクトSUVで、ジャガー初のSUVとして大成功を収めた「Fペース」の弟分に当たる。最も小型なジャガーであることから、親しみを込めて「ベビージャガー」の愛称で呼ばれるが、それは「Fペース」よりも若々しいキャラクターを示しているともいえる。

Fペース同様に、スポーツカーの「Fタイプ」からインスピレーションを受けたというエクステリアは、Fペースとの共通性も感じさせるが、よりスポーティーな雰囲気を放つ。大型グリルとコンパクトなLEDヘッドライトが精悍(せいかん)なフロントマスク、クーペライクなルーフライン、エッジのきいたコンパクトなサイドウィンドウ、切り詰められたオーバーハング、グラマラスなサイドビューなどは、Fタイプの影響が色濃く感じられるところだ。

コンパクトとうたわれるボディーサイズは、それでも全長×全幅×全高=4410×1900×1650mmと決して小さくはないが、ジャガーの中では最も取り回しのしやすいサイズに収められており、日本の道路事情でも扱いやすいといえそうだ。スタイルは標準仕様に加え、内外装をよりスポーティーにした「R-DYNAMIC」を設定。専用アイテムとして、フォグランプ付き専用フロントバンパーやグロスブラック仕上げのフロントグリルなどが与えられているが、メカニズムの変更はない。

インテリアにも「Fタイプ」のエッセンス

コンパクト過ぎないボディーサイズは、実用性を高めることにも貢献。5人が快適に過ごせるキャビンと、通常時で577リッター、後席をたたんだ状態で1234リッターのラゲッジスペースを実現させた。特にラゲッジスペースは、横幅を1300mmとすることで、ベビーカーやゴルフバッグを横置きでも収納可能に。さらに後席は6:4の分割可倒式とすることで、最長1568mmの荷物まで収められるなど、ファミリーカーとしても十分な資質を備える。

では単に実用的なSUVかといえばそうではなく、Fタイプのエッセンスをインテリアにも取り入れることで、ドライバーズエリアをかなりスポーツカーライクに仕上げている。運転席が独立したダッシュボードデザイン、アナログ式の2眼式メーターパネル、グリップ式のシフトセレクター、センターコンソールの助手席用グリップなどは、まさにFタイプ譲りのディテールである。フロントシートにもホールド性の高いものが装着され、R-DYNAMICではスポーツシートがおごられる。

3種類のエンジンに2種類の4WDシステム

パワートレインは最新世代のINGENIUM(インジニウム)エンジンで、ガソリン、クリーンディーゼルともに2リッターの直4ターボとなる。ガソリン仕様は、最高出力249ps/5500rpm、最大トルク365Nm/1300-4500rpmを発生する「P250」と、最高出力300ps/5500rpm、最大トルク400Nm/1500rpm-2000rpmを生み出す「P300」の2種類。一方、クリーンディーゼルは、最高出力180ps/4000rpm、最大トルク430Nm/1500-4500rpmを発生する「D180」となる。トランスミッションと駆動方式は全車共通で、ジャガー初採用となる9段ATと4WDとなる。

4WDシステムには2タイプあり、基本は「エフィシエント・ドライブライン」と呼ばれる、リアディファレンシャル前に配置された電子制御マルチプレートクラッチにより前後の最適な駆動トルクを配分してくれるシステムが採用される。路面状況に応じて、前軸、もしくは後軸にすべての駆動力を配分することもできるなど、さまざまなシチュエーションが想定されるSUVにふさわしい機能を持つ。

もうひとつは、ガソリンエンジンの「P300」搭載車に用いられる「アクティブ・ドライブライン」で、よりコーナリング性能の向上に主眼を置いたシステムとなる。これは通常時は前後50:50でトルクを配分するが、安定した路面での巡行時は前輪駆動とすることで燃料消費を抑制する。ただし前輪がスリップするなどしてシステムが必要と判断すると、瞬時に後輪へトルクを伝達。グリップレベルに応じて後輪に最大100%の駆動力を配分する。エフィシエント・ドライブラインとの最大の違いは、リアドライブに備わる油圧制御式マルチプレート湿式クラッチで、左右後輪間の駆動力配分を可変させることで、後輪駆動ライクなコーナリングを実現できるという。オフロード性能を高めるだけでなく、よりスポーツカーらしい走りが楽しめるもの大きな魅力だ。

目標はオーナー層の若返りと女性ユーザーの獲得

機能面では先進機能の充実が図られており、10.2インチタッチスクリーン式のインフォテインメントシステム「IN CONTROL TOUCH PRO」を全車に搭載。ベースグレードを除き、カーナビゲーションシステムが標準装備となる。またインフォテインメントシステムとの連携機能が向上するフルカラーディスプレイメーター「インタラクティブドライバーディスプレイ」に加え、ジャガー初となるフルカラーヘッドアップディスプレイも設定される。

もちろん、先進安全機能も強化されており、自動緊急ブレーキ、車線逸脱を防ぐステアリングアシスト機能「レーンキープアシスト」、前後の障害物を検知するセンサー「フロント/リアパーキングエイド」を標準化。さらに全車速対応のアダプティブクルーズコントロール、後側方の死角からの接近車両を検知する「ブラインドスポットアシスト」、車両の周囲360度を映しだす「360°サラウンドカメラシステム」など、さまざまな機能がオプションもしくはグレードに応じて標準装着される。

価格は、標準車が451万円から706万円、R-DYNAMICが504万円から759万円、導入初年度のみ設定される充実装備グレード「ファーストエディション」は、D180が738万円、P250が764万円となっている。

ベビージャガーへの期待は大きく、ジャガー・ランドローバー・ジャパンでは、若い30代、40代のユーザーの獲得に加え、女性ユーザーの比率を40%まで高めることを目標としているという。

(文と写真=大音安弘)
 

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