谷口信輝の新車試乗――フォードF-150ラプター(後編)

2018.03.15 mobileCG

レーシングドライバーの谷口信輝が本音でクルマを語り尽くす! 今回も引き続き「フォードF-150ラプター」に試乗する。V8 OHVならぬV6 DOHCターボエンジンを搭載するこのスーパーピックアップ、その走りも驚きの連続だった!

 
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その走りは意外性の連続!

谷口信輝の「ぜったーい乗りたい!」というリクエストに応じる形で実現したフォードF-150の試乗。果たして、乗ってみての印象はどうだったのか? そのインプレッションを早速、聞いてみることにしよう。

「アメリカのクルマって、アクセル踏んでも『ウルルルルルルルッ!』っていってまずはエンジン回転数が上がるんだけれど、実際はトルコンかなにかが滑っていて、全然スピードが出ていないってこと、昔はよくあったじゃないですか。でも、このF-150はガンッて踏めばウォーッてほえるようなエンジン音を立てながら勢いよく加速していきます。そしてギアボックスはなんと10段AT!! これもまた、アメ車というと4段くらいのイメージがあるけれど、実際はまるで逆。しかも、アクセルを大きく踏み込んでキックダウンさせたら一気に2速くらいポン! ポン! と落ちて素早く加速を始める。どんくさいところとか全然なくて、驚きますよ、きっと」

F-150ラプターに搭載されているのはフォード自慢のダウンサイジングエンジン“エコブースト”3.5リッターV6の高出力版で最高出力は457ps/5000rpm。ちなみにバルブ駆動はOHVではなくDOHCの4バルブ仕様となる。そのせいか、パワー感、レスポンス、回転フィール、静粛性などは日欧の最新ユニットと比べてもまったく遜色がないどころか、部分的には優れているところもあるくらい。そのことは、谷口のコメントから読み取れるとおりである。

では、シャシーの印象はどうだったのか?
「あのね、いい意味で、最近の過保護なクルマとはだいぶ違いますね」

ほほー、それはどういう意味なのか?
「正直、タイヤがこれだから走っているとゴロゴロする感じがあるし、ブルンブルンと剛性が足りない感じもする。おそらくタイヤだけでなくブッシュも関係しているんだろうけれど、ピシッとシャープな感じというよりは、ちょっとユルユルな印象でした」(続く)

(語り=谷口信輝/まとめ=大谷達也<Little Wing>/写真=小林俊樹/編集=竹下元太郎)

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