より大きく先進的に 新型「フォルクスワーゲン・ポロ」発売

2018.03.20 自動車ニュース
新型「フォルクスワーゲン・ポロTSIハイライン」
新型「フォルクスワーゲン・ポロTSIハイライン」拡大

フォルクスワーゲン グループ ジャパンは2018年3月20日、コンパクトハッチバック「ポロ」の新型を発表し、同日、販売を開始した。

マフラーは、新たに装着されたリアディフューザーと一体形状となっている。
マフラーは、新たに装着されたリアディフューザーと一体形状となっている。拡大
従来型と比べてシャープな造形となったヘッドランプ。上級グレードの「TSIハイライン」では、光源にLEDを採用している。
従来型と比べてシャープな造形となったヘッドランプ。上級グレードの「TSIハイライン」では、光源にLEDを採用している。拡大
テールライトにはシリーズ初となるLEDを採用。全体のつくりは、従来型のイメージを残したものとしている。
テールライトにはシリーズ初となるLEDを採用。全体のつくりは、従来型のイメージを残したものとしている。拡大
パワーユニットには1リッター直3ターボエンジンを採用する。最高出力95ps、最大トルク175Nmの数値は、いずれも従来型(1.2リッター直4ターボ)を上回るもの。
パワーユニットには1リッター直3ターボエンジンを採用する。最高出力95ps、最大トルク175Nmの数値は、いずれも従来型(1.2リッター直4ターボ)を上回るもの。拡大
ダッシュボードのデザインは、従来の垂直基調から、水平基調へと変更された。インフォテインメントシステムなどを高い位置に設置することで、視認性を高めている。
ダッシュボードのデザインは、従来の垂直基調から、水平基調へと変更された。インフォテインメントシステムなどを高い位置に設置することで、視認性を高めている。拡大
オプション装備のナビゲーションシステム「Discover Pro」は、テレマティクス機能の「Guide&Inform」やコネクティビティー機能の「App-Connect」などを備えている。
オプション装備のナビゲーションシステム「Discover Pro」は、テレマティクス機能の「Guide&Inform」やコネクティビティー機能の「App-Connect」などを備えている。拡大
ホイールベースを延長したことにより、リアの足元スペースが広くなっている。
ホイールベースを延長したことにより、リアの足元スペースが広くなっている。拡大
ラゲッジルームの容量は351リッター。リアのシートバックをすべて倒せば、1125リッターまで拡大できる。
ラゲッジルームの容量は351リッター。リアのシートバックをすべて倒せば、1125リッターまで拡大できる。拡大

ボディー拡大で3ナンバーに

1996年の本格導入以来、常に輸入コンパクトカーの人気モデルとして親しまれてきたフォルクスワーゲン・ポロ。これまでに累計25万台以上が輸入され、フォルクスワーゲンの中でも「ゴルフ」に次ぐ重要なモデルと位置づけられている。そのポロがフルモデルチェンジにより6代目となった。

新型ポロは、ボディーの拡大により3ナンバーサイズとなるとともに、同社のゴルフや「パサート」などと同様、横置きエンジン用のモジュールコンセプト「MQB」を採用することで、デザイン、パッケージング、そして、その中身など、すべてを一新したのが特徴である。

ついに3ナンバーボディーとなったそのサイズは、全長×全幅×全高=4060×1750×1450mm。旧型に比べて、全長、全幅ともに65mm拡大する一方で、全高は10mm低くなっている。これにより、新型ポロを正面から見るとよりワイドになり、水平基調のラジエーターグリルやシャープなデザインのヘッドライトと相まって落ち着いた印象を強めている。ボディーサイドは、上下のキャラクターラインによりシャープさと力強さを演出。台形のテールライトが先代をイメージさせる一方で、シリーズ初採用のLEDテールライトや新たに装着されたリアディフューザーなどが、リアビューに新しさを与えている。

インテリアは従来の垂直基調から水平基調デザインへと変更。全幅の拡大も手伝ってキャビンの横方向の余裕が大幅に増したように感じられる。ガラスに覆われたオーディオ/ナビゲーションがメーターパネルと同じ高さに配置され、見やすさと見た目の美しさを手に入れたのも新型ポロの特徴である。標準のインフォテインメントシステム「Composition Media(コンポジションメディア)」には「Apple CarPlay(アップルカープレイ)」や「Android Auto(アンドロイドオート)」といったスマートフォン連係機能が備わるほか、オプションの純正ナビゲーションシステム「Discover Pro(ディスカバープロ)」を装着した場合には、テレマティクス機能の「Guide&Inform(ガイド&インフォーム)」の利用が可能となる。

ホイールベースは2550mmと、従来型から80mm延長。これにより後部座席の居住スペースが広くなったほか、全幅が拡大したことと合わせて、ラゲッジルームの容量は従来の71リッター増の351リッターとなった。

パワートレインは、1リッター直列3気筒ターボの「1.0 TSI」と7段のデュアルクラッチトランスミッション(DSG)を組み合わせたもの。この1.0 TSIは最高出力95ps、最大トルク175Nmを発生し、従来型が搭載していた1.2リッター直列4気筒ターボ(90ps/160Nm)をパワー、トルクともに上回る。JC08モード燃費は19.1km/リッターと公表されている。

MQBを採用したことで、新型ポロはボディー剛性が向上。衝突安全性評価のユーロNCAPで最高ランクの5つ星を獲得するなど、安全性能もアップしている。ゴルフやパサートといった上級モデルに搭載される安全装備も数多く採用しており、歩行者も検知可能なシティーエマージェンシーブレーキをはじめ、アダプティブクルーズコントロールや後方死角検知機能、後退時警告・衝突軽減ブレーキ、駐車時の自動ステアリング操作などが用意される。

ラインナップは、ベースグレードの「TSIトレンドライン」、オートライト、リアビューカメラ、2ゾーンフルオートエアコンなどが装着される「TSIコンフォートライン」、さらにLEDヘッドライトやフォグライト、アダプティブクルーズコントロールなどが追加される最上級グレード「TSIハイライン」の全3グレード展開となっている。

価格は以下のとおり。

  • TSIトレンドライン:209万8000円
  • TSIコンフォートライン:229万9000円
  • TSIハイライン:265万円

(文=生方 聡/写真=向後一宏)

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