【ニューヨークショー2018】日産、新型「アルティマ」を世界初公開

2018.03.29 自動車ニュース
新型「日産アルティマ」
新型「日産アルティマ」拡大

日産自動車は2018年3月28日(現地時間)、ニューヨーク国際自動車ショーで、4ドアセダンの新型「アルティマ」を世界初公開した。

 
【ニューヨークショー2018】日産、新型「アルティマ」を世界初公開の画像拡大
 
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可変圧縮比エンジン「VCターボ」を搭載

アルティマは日産が北米を中心に販売する4ドアセダンである。6代目となる新型には、運転支援システム「プロパイロット」や可変圧縮比エンジン「VCターボ」といった、多くの先進技術が注ぎ込まれている。

2017年のデトロイトショーで発表したコンセプトカー「Vmotion 2.0」に着想を得たというエクステリアデザインは、従来モデルよりも低重心でワイドなスタンスと、ダイナミックなプロポーションが特徴だ。フロントマスクには、近年の日産車に共通する大きな「Vモーショングリル」が備わるほか、デイタイムランニングライトを内蔵したLEDプロジェクターヘッドライトやLEDフォグライト、シングルパネルのムーンルーフなども装備する。

インテリアでは、インストゥルメントパネルに採用した「グライディングウイング」デザインが新しい。コントラストを強調したカラーやトリムを用いることで、素材とコーディネートの両面でラグジュアリー感を演出している。インフォテインメントシステムにはApple CarPlayとAndroid Autoに対応した「Nissan Connect」を全車に標準装備。ハンズフリーフォンシステムやオーディオストリーミングに対応するほか、「Apple Watch」や「Android Wear」を使用して遠隔操作でのエンジン始動/停止やドアロック/ロック解除などもできる。

パワーユニットは、2リッター直4ターボエンジンのVCターボと、2.5リッター直4直噴エンジンの2本立て。世界初の量産可変圧縮比エンジンとされるVCターボは、ピストンの上死点をシームレスに変化させることが可能で、圧縮比を8:1(高性能)から14:1(高効率)の間で、運転状況に応じて自在に変えられるのが特徴。燃料消費量の低減や排出ガスの削減、騒音や振動レベルの低減といった多くのメリットを持ちながら、既存のエンジンよりも軽量かつコンパクトであることも持ち味だ。エンジンスペックは最高出力248ps、最大トルク273lb-ft(約370Nm)で、生産は日本で行われる。

一方の2.5リッター直4直噴エンジンは、最高出力188ps、最大トルク180lb-ft(約244Nm)を発生。構成部品の約80%を新しくしたとうたわれる。吸排逆転エキゾーストマニフォールド一体型ヘッドや断熱性を高めた樹脂ポートインサート、可変タンブルコントロールバルブ、ミラーボアコーティング、可変容量オイルポンプ、e-VTC、クールドEGRといった技術の採用により、出力とトルクの向上、騒音と振動の改善、燃費向上などを実現している。生産は米国テネシー州のデカード工場で行われる。

トランスミッションは全車でロックアップ領域を拡大したエクストロニックCVTを採用。「SR」グレードにはシフトパドルが備わる。

駆動方式はFFを基本としながら、2.5リッターモデルにはアルティマとしては初となる4WDを採用。「インテリジェント4×4」と呼ばれるこのシステムは、走行状況に応じて0:100から50:50の間で自動的に前後輪にトルクを分配するほか、LSDやヒルスタートアシストと連携することで、坂道発進や悪路走行といったさまざまなシーンに対応する。

シャシーの制御にも改良が加えられている。サスペンションにはモノチューブリアショックアブソーバーを採用し、ジオメトリーの最適化を図った。ステアリングシステムには、デュアルピニオン電動パワーステアリングを用いることで、操舵感の向上とノイズ低減を実現、ステアリングフィードバックも向上したという。このほか、車体振動抑制システムやコーナリング安定性向上システムなども搭載している。

高速道路の単一車線において追従走行と車線維持を行うプロパイロットに加えて、後退時自動ブレーキシステム「リアオートマチックブレーキ」やフロントカメラで道路標識の制限速度を読み取り、ナビデータと照合してドライバーにアラートを発する「トラフィックサインレコグニション」といった、先進安全装備を新たに採用。既存の緊急自動ブレーキや車線逸脱警報などと合わせて、ドライバーをサポートする。

新型アルティマは、「S」「SR」「SV」「SL」「Platinum」の全5グレード展開。全グレードに2.5リッターエンジンが設定されるほか、SRとPlatinumにはVCターボエンジンも設定される。2018年秋に米国で販売をスタートし、今後数年で世界の多くの市場で発売するとされるが、日本への導入は今後検討していくとのこと。

(webCG)

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