第1回:BMWの超ド級マシンとドゥカティのスポーツモデルに試乗

2018.04.26 JAIA輸入二輪車試乗会2018
 
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個性的なマシンが多い二輪の世界でも“キャラの立った”モデルがそろう輸入バイク。その中で、いま注目すべきは? 今回はモーターサイクルジャーナリストの後藤 武が、BMWやドゥカティの旬のモデルに試乗。その走りをリポートする。

BMW R nineTスクランブラー
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ボディーサイズ:全長×全幅×全高=2175×880×1120mm
ホイールベース:1530mm
重量:222kg
エンジン:1169cc 水冷4ストローク 水平対向2気筒 DOHC 4バルブ
最高出力:110ps(81kW)/7750rpm
最大トルク:116Nm(11.8kgm)/6000rpm
価格:183万3000円
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=2175×880×1120mm
	ホイールベース:1530mm
	重量:222kg
	エンジン:1169cc 水冷4ストローク 水平対向2気筒 DOHC 4バルブ
	最高出力:110ps(81kW)/7750rpm
	最大トルク:116Nm(11.8kgm)/6000rpm
	価格:183万3000円拡大

初心者から達人まで楽しめる
BMW R nineTスクランブラー……183万3000円

伝統のボクサーツインエンジンをレトロなデザインの車体に搭載した「R nine Tスクランブラー」は最近人気上昇中のモデルだ。そのスタイルはとても美しいのだが、このマシンの本当の魅力は実を言うと見た目よりも走りにある。

一番の特徴は伝統のフラットツインエンジン。レスポンスが鋭く、はじけるように吹け上がるのだけれど、実際に乗ってみると過敏さがない。フライホイールマスが大きく、コンピューターによる制御ではなく、エンジンの設計そのもので穏やかな特性を生み出しているのである。

クルージングしている時も落ち着いているし、スロットルを開けた瞬間、柔らかく、それでいてとても力強く加速していく。そこにフラットツインの歯切れのいい排気音が響いてくるのだから、楽しくないわけがない。

縦置きのエンジンのため、ハンドリングも独特だ。横置きに搭載された通常のマシンの場合、クランクシャフトやトランスミッション、クラッチなどが高速回転することで生み出されるジャイロ効果が、安定成分として働く。つまり、車体を傾かせる(バンクさせる)動きを止めようとするのだけれど、縦置きにエンジンを搭載しているこのマシンにはそれがない。だから通常の横置きエンジンのマシンとは違った自由自在感が生まれる。

このエンジンとハンドリングのよさが最大限に生かされるのはストリート。ノンビリと街を走っているだけでもバイクを操る楽しさを感じさせてくれる。

バイクは理屈よりも感覚に影響される乗り物だから、こういうフィーリングはとても大事で、ライダーが安心して大胆に操作できるようになる。難しいテクニックなど覚えなくても上手に操れるようになるわけだ。ビックバイクビギナーからエキスパートまで、走りを楽しむことができるマシンである。

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