湾岸部を中心にSUVシフトが進む

そうしたセダン至上主義の中国市場で最近、SUVシフトが起こっている。北京モーターショーでも、第一汽車、東風汽車、上海汽車、長安汽車などの中国地場大手がSUVを積極的に発表した。

中国の経済発展は2000年代半ばから急速に進み、自動車の販売台数もうなぎ上りとなった。そうした大衆向けの第1次自動車ブームから10年弱がたったいま、2度目、または3度目の買い替え需要を迎えており、セダン以外のボディータイプへの関心が高まっている。

こうした傾向は自動車が早く普及した、上海、広州などの中国湾岸部や首都・北京で顕著に見られる。

一方、湾岸部と比べると生活水準が若干低い内陸部では、定番商品であるセダンの需要がまだ多い。しかし、若い世代を中心に湾岸部のトレンドをいち早く取り入れようとする動きもあり、自動車メーカー各社は内陸部を含めた中国全土で今後、SUVシフトが加速すると予想している。

スバルが北京ショーで公開した、新型「フォレスター」のモーターアシスト仕様車。
スバルが北京ショーで公開した、新型「フォレスター」のモーターアシスト仕様車。拡大
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