ポルシェ、初の電気自動車「ミッションE」を2020年に国内導入

2018.05.28 自動車ニュース
ポルシェブランドの現状と今後の取り組みについて語ったポルシェ ジャパンの七五三木敏幸社長。
ポルシェブランドの現状と今後の取り組みについて語ったポルシェ ジャパンの七五三木敏幸社長。拡大

ポルシェ ジャパンは2018年5月28日、ポルシェブランドの設立70周年を記念した記者会見を開き、ブランドの現状と、電動化を中心とした今後の取り組みについて発表した。

記者会見当日の『朝日新聞』に掲載された、70周年を記念した折り込み広告。総面積3.55平方mは世界最大級のものだ。
記者会見当日の『朝日新聞』に掲載された、70周年を記念した折り込み広告。総面積3.55平方mは世界最大級のものだ。拡大
会場にはギネスの世界記録公式認定員が訪れ、サイズを計測。その結果、従来の1位である3.11平方mを破り、「世界最大の新聞折り込み広告」としてギネスブックに記録されることとなった。
会場にはギネスの世界記録公式認定員が訪れ、サイズを計測。その結果、従来の1位である3.11平方mを破り、「世界最大の新聞折り込み広告」としてギネスブックに記録されることとなった。拡大
ギネス公式記録認定証を送られるポルシェ ジャパンの七五三木敏幸社長(写真右)。
ギネス公式記録認定証を送られるポルシェ ジャパンの七五三木敏幸社長(写真右)。拡大
初めてポルシェの名を冠したクルマである「356 No1ロードスター」。(折り込み広告より)
初めてポルシェの名を冠したクルマである「356 No1ロードスター」。(折り込み広告より)拡大
ポルシェ初の電気自動車「ミッションE」は、2020年に日本で発売される。(折り込み広告より)
ポルシェ初の電気自動車「ミッションE」は、2020年に日本で発売される。(折り込み広告より)拡大
会場の外に飾られていた「ポルシェ959」のパリ・ダカールラリー仕様。
会場の外に飾られていた「ポルシェ959」のパリ・ダカールラリー仕様。拡大

2020年にミッションEを日本導入

初めてポルシェの名を冠したクルマである「356 No.1ロードスター」がオーストリア・グミュントで誕生したのは1948年のこと。会見では、ポルシェ ジャパンの七五三木敏幸(しめぎとしゆき)社長がプレゼンテーションを行った。

グローバルにおける経営状況については、2017年は24万6375台を販売し、売り上げが約235億ユーロ、営業利益は前年比で7%増となる約41億ユーロを記録。17.6%という高い営業利益率を実現できた点については、高いブランド価値をキープできていることが要因とした。その一方で、CO2排出量については、2016年の約40%にあたる6万3522tにまで削減。環境への負荷についても大きな成果を得ていることを強調した。

国内においては、2017年に過去最高となる6923台を販売。前年からの伸びは30台程度にとどまるものの、2009年以降8年連続の伸びを見せており、2009年に比べると2倍強の販売台数となっていると胸を張った。日本市場における好調の要因としては、グローバルと同様のブランド価値の高さに由来する、リセールバリューの高さを挙げた。新車販売から3年後の残価率は「911」が63.3%、「パナメーラ」が59.0%、「マカン」が74.4%(すべてポルシェ ジャパン調べ)となっており、ライバル車が50%前後にとどまるのと比べると、頭ひとつ抜けている。

ラインナップの電動化については、独ポルシェが2019年に発表を予定している、ブランド初の電気自動車(EV)「ミッションE」を、日本市場にも2020年の早期に導入すると明言した。

2015年のフランクフルトモーターショーで公開されたミッションEは、4ドア、4シーターの100%EVだ。600ps以上というシステム出力により、0-100km/h加速が3.5秒以下という動力性能を持ちながら、500km以上の航続距離(NEDC準拠)も実現している。さらに、15分の充電で400km以上を走行可能という、超急速充電機能も採用する。

七五三木社長は、70年の歴史が持つ重みと革新的な技術をいかに結びつけるかが、今後の発展のカギになると語った。

(Clubpyme)

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