第25回:そんな気分の日もあるさ

2018.06.09 バイパーほったの ヘビの毒にやられまして
パイロンでできた特設コースをぶっ飛ばす、われらが「ダッジ・バイパー」。普段はホントに、気持ちのいいクルマなんですよ。
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マイカーとの日々がいつもシアワセとは限らない。「ダッジ・バイパー」の不具合もおおむねおさまり(エアコン除く)、安息の日々を送っていたはずのClubpymeほったに冷や水をぶっかけた出来事とは? 「もう何度目だよ!」なトラブルの発生に、貧乏オーナーが本音を漏らす。

調子に乗って「ダン・ガーニーの霊でも憑いた?」なんて小見出しをつけてしまったが、冷静に考えたら失礼な文句である。本当にダン・ガーニーの霊が降りていたんなら、もっと、はるかに速かったでしょう。
調子に乗って「ダン・ガーニーの霊でも憑いた?」なんて小見出しをつけてしまったが、冷静に考えたら失礼な文句である。本当にダン・ガーニーの霊が降りていたんなら、もっと、はるかに速かったでしょう。拡大
今回もお世話になった、“上から読んでも下から読んでも”でおなじみの「トーヨー・プロクセスR888R」。今回の走行会で、ようやっとこやつの限界とか、限界付近での挙動とかが分かってきた……気がする。
今回もお世話になった、“上から読んでも下から読んでも”でおなじみの「トーヨー・プロクセスR888R」。今回の走行会で、ようやっとこやつの限界とか、限界付近での挙動とかが分かってきた……気がする。拡大
各々のマイカーを前に談笑。赤バイパーさんの、“初代のボディーに2代目のホイール”の組み合わせがなかなかに格好よかった。でも、このホイールも今となっては高いんでしょうね。
各々のマイカーを前に談笑。赤バイパーさんの、“初代のボディーに2代目のホイール”の組み合わせがなかなかに格好よかった。でも、このホイールも今となっては高いんでしょうね。拡大
「藤沢青年、ダン・ガーニーは知ってるよね?」「たけし軍団ですか?」……読者諸兄姉におかれては講釈なぞ不要と思われるが、一応、ダン・ガーニーはアメリカの偉大すぎるレーシングドライバーである。写真は1967年のルマン24時間レースの表彰台に立つ、ダン・ガーニー(左)とAJフォイト(右)。このとき、感極まったガーニーさんが周囲にシャンパンをぶっかけたのが、シャンパンファイトの始まりだそうな。
「藤沢青年、ダン・ガーニーは知ってるよね?」「たけし軍団ですか?」……読者諸兄姉におかれては講釈なぞ不要と思われるが、一応、ダン・ガーニーはアメリカの偉大すぎるレーシングドライバーである。写真は1967年のルマン24時間レースの表彰台に立つ、ダン・ガーニー(左)とAJフォイト(右)。このとき、感極まったガーニーさんが周囲にシャンパンをぶっかけたのが、シャンパンファイトの始まりだそうな。拡大

ダン・ガーニーの霊でも憑いた?

ジドーシャに乗っていると、ハッピーなこともアンハッピーなこともある。それはまあ当ったり前のことで、かつどんなジャンルのどんなクルマでも言えることなのだろうが、やはり“趣味性が高い”なんて言われる代物であればあるほど、この振れ幅は大きくなる気がする。小林彰太郎氏や徳大寺有恒氏といった先達(せんだつ)の逸話を聞くにつけ、クルマ道楽というのは、この乱高下をいかに笑って楽しめるかなんだろうなあと見つける次第である。

もちろん「ランチア・ラムダ」や「シトロエンDS」などと比べるつもりはさらさらないが、わが家のバイパーもパラメーターを道楽に全振りしたようなクルマではあり、そうしたクルマのご多分に漏れず、飼い主を天国にも地獄の底にも連れていく。このひと月も、まさにそんな感じだった。

ハッピーなことを挙げればきりがないが、まずはなんといっても、4月末に参加した3度目のAUTO-X(オートクロス)だろう。当該連載でも何度か紹介しているアメ車中心の走行会だが、今回ようやく、バイパーオーナーとして(多少は)人様にお見せできる走りを披露できたのだ。

……などと書くと、記者の運転技術を知る向きから、「ウソはいかんよ、ウソは」とか、「自己満足を公にさらすな見苦しい」とか言われそうだが、ふっふっふ。さにあらず。タイムがよかった(当社比)のはもちろん、バイパー乗りの仲間や顔見知りのメディア関係者からも、「何かドライビングレッスンに参加した?」「目線の持っていき方からして違う」とお褒めの言葉を賜ったのだ。

まあ、ホントにタイムがよかったのは最初の1本だけで、2本目は突然の2秒ダウン。その後は「俺、どうやって38秒台なんて出したんだろ?」と試行錯誤する羽目となったのだが。

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