ジャガーEペースR-DYNAMIC SE P250(後編)

2018.08.02 谷口信輝の新車試乗 ピュアスポーツカー「Fタイプ」と共通のディテールが与えられた、ジャガーのSUV「Eペース」。そのルックスや居住性に対して谷口信輝はどんな印象をいだいたのか、率直な感想をお伝えする。

ひと工夫で美人になれる

走りの質をチェックした前編は、やや厳しい内容となった谷口信輝の「ジャガーEペース」評。後編では、そのデザインやスペースユーティリティーなどについて話を聞こう。

「うーん、ちょっと殺風景じゃないですか」

ダッシュボード周辺を眺めながら、谷口はそう語った。「どこか間が抜けているというか、なにかが足りないというか。なんか、最近デビューしたクルマとは思えないですね」

いやいや、Eペースはジャガーの新作、2018年になってから国内デビューを果たしたばかりのニューモデルである。とはいえ、谷口が言いたいこともわからなくはない。特に助手席正面のグローブボックス周りには何かしらのアクセントがあってもいいだろう。

これもまた私の経験談ながら、以前試乗した赤と黒の2トーンインテリアは色合いのコントラストも明快で実にスタイリッシュに思えた。また、試乗車の「R-DYNAMIC SE」よりもうひとつ上の「R-DYNAMIC HSE」というグレードであればシートに用いられているレザーの手触りもソフトで質感は高い。いずれにせよ、最近ジャガーはエクステリアやインテリアのカラー、素材、装備などを自分好みにチョイスできるカスタマイズ(パーソナライゼーション)にも力を入れているので、この辺の印象はオーダー次第で大きく変化する可能性があることを付け加えておきたい。

続いてエクステリアデザインについて語ってもらった。
「うーんと、もうちょっと格好よくしたいかな」

 
ジャガーEペースR-DYNAMIC SE P250(後編)の画像拡大
 
ジャガーEペースR-DYNAMIC SE P250(後編)の画像拡大
 
ジャガーEペースR-DYNAMIC SE P250(後編)の画像拡大
 
ジャガーEペースR-DYNAMIC SE P250(後編)の画像拡大

ジャガーEペースR-DYNAMIC SE P250
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4410×1900×1650mm/ホイールベース:2680mm/車重:1910kg/駆動方式:4WD/エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ/トランスミッション:9段AT/最高出力:249ps(183kW)/5500rpm/最大トルク:365Nm(37.2kgm)/1300-4500rpm/タイヤ:(前)235/55R19 105W/(後)235/55R19 105W(グッドイヤー・イーグルF1アシンメトリック3)/価格:650万円


	ジャガーEペースR-DYNAMIC SE P250
	ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4410×1900×1650mm/ホイールベース:2680mm/車重:1910kg/駆動方式:4WD/エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ/トランスミッション:9段AT/最高出力:249ps(183kW)/5500rpm/最大トルク:365Nm(37.2kgm)/1300-4500rpm/タイヤ:(前)235/55R19 105W/(後)235/55R19 105W(グッドイヤー・イーグルF1アシンメトリック3)/価格:650万円
	拡大

関連キーワード:
Eペース, ジャガー

あなたにおすすめの記事
関連記事
  • ジャガーIペース ファーストエディション(4WD)/IペースSE(4WD)【試乗記】 2019.4.4 試乗記 いよいよ日本に導入された、ジャガーの100%電気自動車(EV)「Iペース」。エンジンを搭載しないEVならではのスタイリングをまとうニューモデルは、スポーツカーを出自とするジャガーの名に恥じないクルマに仕上がっていた。
  • ランドローバー・レンジローバー イヴォーク(4WD/9AT)【海外試乗記】 2019.4.5 試乗記 ランドローバーのベストセラーSUV「レンジローバー イヴォーク」がフルモデルチェンジ。将来の電動化も見据えたという新たなプラットフォームを手にした新型は、どのような進化を遂げたのだろうか。ギリシャ・アテネで試乗した。
  • アウディA6セダン55 TFSIクワトロ(4WD/7AT)【試乗記】 2019.4.18 試乗記 2019年3月に日本導入が始まったアウディの新型「A6」。同時にデビューした「セダン」とステーションワゴンの「アバント」のうち、まずは3リッターV6エンジンにマイルドハイブリッドシステムを組み込んだセダン「55 TFSIクワトロ」の印象を報告する。
  • BMW Z4 M40i(FR/8AT)【試乗記】 2019.4.17 試乗記 新型となった「BMW Z4」の実力を探るべく、3リッター直6エンジンを積んだ上級グレード「M40i」に試乗。端々に初代モデルへの回帰が感じられる3代目は、ライバル「ポルシェ718ボクスター」の存在を脅かすのに十分な実力を備えていた。
  • BMW 330i Mスポーツ(FR/8AT)【試乗記】 2019.3.28 試乗記 フルモデルチェンジで第7世代となった「BMW 3シリーズ セダン」に試乗。ずばり、新型は“買い”なのか? 先代「F30」型を日常の足とするモータージャーナリスト清水草一が、走りの印象を報告する。
ホームへ戻る