エンジン性能に合わせてオイル性能もアップ

Mobil 1のリニューアルについて、山内氏に詳しい話をうかがった。まず、0W-16というグレードを新しくラインナップに加えた理由について。

「オイルのグレードはSAE(Society of Automotive Engineers)規格で決められています。これまであった0W-20よりもう一段粘度の低いグレードが0W-16ですね。ラインナップを拡大することで、エンジンに合わせて選択する幅を広げました」

SAEでは、さらに0W-12、0W-8という規格が定められているそうだ。Wというのは「Winter」の頭文字で、低温時の粘度を示す。0W-16ならば、低温時は0、高温時は16の粘度ということになる。

「0Wと5Wでは、触ってみるとまったく違いますよ。0Wは本当に水みたいなんです。15W-50なんてグレードだとドロドロですね。ものすごく硬くて抵抗が強いので、うっかりすると始動時にエンジンが壊れることもありますよ」

1950年代や1960年代のクルマはエンジンの内部パーツ間のクリアランスが大きくて低粘度のオイルは使えなかったが、今は精度が高くなって材質も進化しているからまったく問題はないのだという。

「添加剤を加えることで、オイルの質を向上させています。昔と違って現在は0Wのグレードでも十分な性能を得られるんです」

「Mobil 1」の開発にあたっては、10年19万kmの走行に相当するという30万回のエンジンスタート/ストップテストを実施。エンジン内部機構が保護されることに加えて、オイル交換周期も延長されるという。
「Mobil 1」の開発にあたっては、10年19万kmの走行に相当するという30万回のエンジンスタート/ストップテストを実施。エンジン内部機構が保護されることに加えて、オイル交換周期も延長されるという。拡大
「Mobil 1は走り続ける。この国を。この道を。」のフレーズとともに展示された、フォーミュラカーを和風建築の間に配したポスター。ガソリンスタンドの統廃合が進んでも、Mobil 1は日本から撤退しないという思いを込めたものである。
「Mobil 1は走り続ける。この国を。この道を。」のフレーズとともに展示された、フォーミュラカーを和風建築の間に配したポスター。ガソリンスタンドの統廃合が進んでも、Mobil 1は日本から撤退しないという思いを込めたものである。拡大
笑顔がすてきなMobil 1レースクイーンの小林沙弥香さん。
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