2018年5月14日に、「ルノー・カングー」の世界最大のファンミーティングである「ルノー カングージャンボリー」が、山中湖交流プラザ「きらら」にて開催された。

今年で第10回を迎えた同イベントには、全国各地から1373台のカングーが集結。その他のルノー車とルノー以外の車両を含めた総来場台数は、1921台にものぼった。意外にもルノーユーザー以外の人も多く来場しているのが興味深いが、それだけ気軽に参加しやすいイベントということなのだろう。全体の参加者は2017年を上回る4317人となった。2018年の最大のトピックは、イベントの10周年に加え、カングー誕生20周年の記念すべき年であること。そのため、スペシャルゲストとして、ルノー本社よりカングー・プロジェクトを統括する最高責任者であるフィリップ・カイエットさんが来日。日本のカングーファンたちとの交流が行われた。

ステージでは、毎年恒例となっている特別仕様車の発表が行われ、今年は人気の限定車シリーズ「クルール」の最新作が発表された。また、アニバーサリーイヤーを記念した歴代カングーの展示やアーティストの安田レイさんによるミニライブなども実施された。例年同様に大いに盛り上がり、参加者それぞれが、カングーとともにのんびりと休日のひと時を楽しんだ、会場の様子をリポートする。(文と写真=大音安弘)

1/27 : 早朝5時のゲートオープンから続々と会場入りしていた「カングー」たち。今年も全国各地から1373台もの個性豊かなカングーが山中湖畔に大集結した。10周年を意識してか、今年は皆さんの入場が例年より早かったような……。
2/27 : 会場となった「きらら」は、美しい山中湖と雄大な富士山の絶景が楽しめるのも魅力。当日は、朝から雲が多い天候ではあったが、午前中は雲が富士山に掛かることもなく、その絶景を楽しめた。
3/27 : 朝早くから日よけのテントを設営する人たちが見られたステージ前。瞬く間に大勢の観覧者によって埋め尽くされた。
4/27 : イベントを主催するルノー・ジャポンの大極 司社長が、全国から集まったルノーファンを歓迎。2009年に東京のお台場で開催された第1回を振り返りながら、記念すべき10回目に多くの来場者を迎えられたことに感謝した。
5/27 : カングージャンボリーが山中湖畔交流プラザ「きらら」に会場を移したのは、2013年の第5回から。山中湖村の高村文教村長も、歓迎のあいさつに立った。長く同じ場所でイベントが続けられるのも地元の協力があってこそ。
6/27 : 10周年のスペシャルゲストとして登場したフィリップ・カイエットさん(写真右)は、ルノーの小型商用車担当プログラムダイレクターを務める人物。つまり、カングー・プロジェクトの総責任者だ。会場内を散策し、それぞれオーナーの色に染められた個性豊かな「カングー」を見て、大喜びしていたそうだ。
7/27 : モータージャーナリストの岡崎五朗さんと藤島知子さんが司会を務めるTVKの自動車番組『クルマでいこう』の収録も行われ、毎年恒例となっている「カングー」の限定車が紹介された。
8/27 : 今年のサプライズとなった限定車「クルール」。夏のヴァカンスをテーマに、フランス・アルプスの景色にインスピレートされた「ヴェールモンターニュM(左)」と「ブルーシエルM(右)」という2色の専用色をまとったものだ。各100台の限定販売となる。
9/27 : 毎年恒例となった記念撮影には、まさにあふれんばかりの多くの来場者が参加。会場スタッフとカメラマンが協力し、なんとか全員を写真に収めた。
10/27 : ルノー・ジャポンの大極 司社長と「カングー」の総責任者であるフィリップ・カイエットさんのお2人も記念撮影に参加。まわりの子供たちの実に楽しそうな様子から、イベントのアットホームさが伝わってくる。
11/27 : フランス菓子の名店であるピエール・エルメ・パリから、10周年を祝う特大ケーキのプレゼント。ケーキは展示用だったが、飾りつけのマカロンには本物を使用しているそう。実はピエール・エルメ・パリも今年で20周年を迎えた。
12/27 : 10周年記念イベント「歴代カングー登場」より。初代から現行型まで8台の「カングー」が顔をそろえた。左から初代の「フェイズ1」、初代の「フェイズ2」、現行型の「ビポップ」、現行型の「クルール」と並ぶ。現行型は「フェイズ1」のみだ。
13/27 : 「歴代カングー登場」の2回目は現行型の「フェイズ2」のみで構成。左から「コンフィチュール」「ラ・ポスト」「ペイサージュ」「アンプロヴァンス」が並んだ。
14/27 : 歴代「カングー」の展示は、オーナーさんの協力によるもの。それぞれのオーナーにインタビューも行われたが、皆さん、ご自分のカングーに対する愛情の深さとこだわりを語っていた。
15/27 : イベント名物のひとつ、ピエール・エルメ・パリのマカロン試食。毎年、大行列ができる大人気企画だ。今年も難病の子供たちを支援する募金活動が行われた。
16/27 : 限定車「クルール」の注目度は高く、常に多くの「カングー」ファンに囲まれていた。クルールは、日本独自の限定車で専用ボディーカラーをまとっている。ベーシックさを演出する黒バンパー仕様も人気。ベースとなるのは「カングー ゼンEDC」だ。
17/27 : 「カングー」が並ぶ専用駐車場を見て回るのも来場者たちの楽しみのひとつ。大道芸や流しの演奏もあり、山中湖畔ではなく、まるでフランスの郊外を訪れたかのような気分にさせてくれる。
18/27 : 「カングー」オーナーによるフリーマーケットも恒例で、出店を楽しんでいるユーザーも多い。参加者同士の交流のきっかけにもなっている。なかには、イベント向けの手作り品を販売する人もいるなど、並ぶ商品も実にユニークだ。
19/27 : 愛犬との参加が可能なのも、このイベントのうれしいところ。ワンちゃんたちはお行儀も良く、イベントのマスコット的存在といえる。
20/27 : 会場散策で、カスタマイズされた「カングー」を見つけるのも面白い。現行型「フェイズ1」のカングーかと思いきや、「フェイズ2」のグリルをフェイズ1風に変更したものだった。フェイズ1とフェイズ2、好みが分かれるところだが、このオーナーは、フェイズ1がお好きな様子。
21/27 : 「カングー」といえば、やはりイエローのイメージが強い方も多いはず。このように同じ色同士が固まって駐車している光景も多く見受けられた。
22/27 : 2002年から日本に導入された初代は、現行型と比べると数は少ないが、大きな現行型が並ぶ合間に、そのカワイイ姿を発見することができる。
23/27 : オーナー同士の「カングー」談義もあちこちで盛んに行われていた。参加者は愛犬や子供を連れたファミリー層が多く、会場は、実にアットホームな雰囲気に包まれている。
24/27 : 会場を散策中、マルシェコーナーから現れた高身長の方に遭遇。身のこなしは軽く、気さくに握手もしてくれた。
25/27 : 駐車エリアでは、歴代「カングー」の展示も行われ、日本でのカングーの歴史を振り返ることができた。特に珍しい初代の「フェイズ1」や現行型の3ドアモデル「ビボップ」の注目度が高かったようだ。
26/27 : 珍しい「フォーミュラエディション」を発見! 2017年秋に30台限定で発売されたもので、その名が示す通り、ルノーF1チームとのコラボレーションモデルである。日本GPではチームのトランスポーターとしても活躍した。
27/27 : 午前中は、なんとか天候がもったものの、徐々に小雨が……。午後には本降りとなってしまった。イベント自体は、昼休みをカットすることですべてのプログラムが行われたが、イベント終了の余韻を楽しむことができなかったことは残念。