レーシングドライバーの谷口信輝が歯に衣を着せず、本音でクルマを語り尽くす! 今回の主役はラグジュアリーサルーンの雄「メルセデス・ベンツSクラス」。4リッターV8ターボエンジンを搭載するラインナップの中核モデル「S560」のステアリングを握った。

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今回、谷口信輝に試乗してもらったのは4リッターV8ターボエンジンを搭載する「メルセデス・ベンツS560 4MATICロング」。現行のSクラスには、このS560のほかに6リッターV12ターボを積んだ「S600」、同じ4リッターV8ターボでも最高出力でS560を30%ほど上回る「AMG S63」、6リッターV12リッターターボからS600を18%ほどしのぐパワーを引き出す「AMG S65」がラインナップされているが、先ごろここに3リッター直6ターボの「S450」が追加されたことは皆さんもご承知のとおり(これに伴って3リッターV6ターボの「S400」を廃止)。48Vのマイルドハイブリッド・システムと“電動スーパーチャージャー”を組み合わせたS450はいつか谷口に乗ってもらいたいモデルだが、今回は試乗車が間に合わなかったため、Sクラスの中核モデルであるS560を味わってもらうことにした。

実は、谷口がこの企画でW222と呼ばれる現行型Sクラスを試乗するのは今回が2回目。前回は、およそ1年半前にディーゼルハイブリッドの「S300hロング」をテストしてもらったが、その後、メルセデスはSクラスのマイナーチェンジを実施。これに伴ってS300hがラインナップから外れたほか、メルセデス自慢の先進運転支援装置はさらに進化。くわえて、スマートフォンを使った車外からの遠隔操作で並列・縦列駐車が可能になったり、テレマティクスサービスのMercedes me connectが導入されたりと、未来型の装備が充実した。また、公式な発表はないものの、足まわりの設定がより洗練されたとの評価も受けている。

ちなみに、谷口はAMG S63にも試乗したことがあるそうで、今回のインプレッションでもAMG S63との比較が随時、登場していることを付け加えておく。

S560のステアリングを握って走り始めた直後、谷口はこんなコメントを口にした。
「うわー、すっごい快適。ハンドルは低速で以前に比べてちょっと重めなような気がしますが、むしろ重厚感があって僕は好き。ただ『はい、パワーステアリングをつけました』っていう安っぽい感触とはまったくの別物。高級感のある、気持ちのいい重さですね」(続く)

(語り=谷口信輝/まとめ=大谷達也<Little Wing>/写真=小林俊樹/編集=竹下元太郎)

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