レースの世界でも問われる燃費性能

山内氏がトークショーに持ってきたのは、Mobil 1の新製品。

「1月にMobil 1シリーズのラインナップをリニューアルしました。新規格API:SN PLUSを取得するとともに、新たに低粘度の0W-16グレードを追加しています」

これまでの0W-20、0W-30、5W-30を新規格に対応させ、超低粘度の0W-16を新発売したわけだ。レースで使うオイルはもっと高粘度なものというイメージがあるが、山内氏によるとそれは時代遅れの考えらしい。

「0W-16のオイルは触るとサラサラです。ほとんど水のような感じ。以前だと摩耗が気になってもっと粘度の高いオイルを使いたがる傾向がありましたが、エンジンの性能が上がっていますからこれでまったく問題はありません。粘度が低ければシリンダー内の摩擦が減りますから、燃費が向上します。レースの世界でも燃費性能が重要なんですよ」

星野監督はわが意を得たりという表情。「オレは50年前からそう言ってる(笑)。エンジンにとってはフリクションが少ないほうがいいに決まっていますよ」

燃費が良くなければレースに勝てない時代なのだ。「TEAM IMPULではこれからもMobil 1を使い続けますよ。こうやっていいものをそろえたんだから、今年のオレの仕事は終わり。あとはドライバーとメカニックが頑張ればいい(笑)」

星野監督は自信に満ちた表情でトークショーを締めくくった。

「Mobil 1」を取り扱うEMGルブリカンツの潤滑油企画統括部 副統括部長の山内保宏氏。TEAM IMPULのピットにまで出向くことが多く、星野監督の信頼も厚い。
「Mobil 1」を取り扱うEMGルブリカンツの潤滑油企画統括部 副統括部長の山内保宏氏。TEAM IMPULのピットにまで出向くことが多く、星野監督の信頼も厚い。拡大
新たにラインナップに加えられた0W-16の「Mobil 1」。あまりにサラサラとしているため、初めて取り扱ったサービスマンが「これ本当にオイル?」という疑問を抱いてしまうほどだとか。
新たにラインナップに加えられた0W-16の「Mobil 1」。あまりにサラサラとしているため、初めて取り扱ったサービスマンが「これ本当にオイル?」という疑問を抱いてしまうほどだとか。拡大
チームウエアの「Mobil 1」ロゴを指さす星野監督。「オレはMobil 1しか使わないんだ」と豪語した。
チームウエアの「Mobil 1」ロゴを指さす星野監督。「オレはMobil 1しか使わないんだ」と豪語した。拡大
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